microbit on scratch

Scratch 3.0との接続

micro:bit事始め。Make Codeのビジュアルコーディング(テキストコーディングへの切替可)やMu のMicropythonという選択肢もありますが、まずは、オンラインのScratch 3.0とのBLE(Bluetooth Low Energy)接続を試してみました。

必要なもの

Micro:bit本体とMicroUSB-USB Aケーブルがあることを前提として、PCについては以下のいずれかのOSで動作します(2020/07/19現在)。

Linuxは公式には未対応です。残念。公式には、と書いているのは、pythonでの実装例があるためです(Linuxでmicro:bitをScratchにつなぐ - Qiita)。子供用にLinux PCを用意しているので、ぜひ試してみたいです。

なお、PCでなくAndroidタブレットでも、Android 6.0以上であれば、Scratchアプリから利用可能です(Androidスマートフォンは不可)。iPadはそもそもScrachアプリが存在せず未対応です。これは本当に残念。

接続方法

接続方法はScratchのウェブサイトの解説にて一目瞭然ですが、以下の通りです。これ以外に特にBluetoothの設定なども不要であり、簡単でした。

  1. Scratch Linkのインストール
  2. micro:bitを接続してHEXファイルを転送(USBドライブとして認識されたmicro:bitにドラッグ&ドロップ)
  3. Scratch拡張機能からmicro:bitを選択して接続

手持ちのmacbook air(mid 2011なので何とかmacOS High Sierraに対応、それ以降のバージョンにはアップグレードできない)との接続はこんな感じです。

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ボタンでネコを動かしてみる

小学生からはじめるわくわくプログラミングの100メートルハードルを作りかけていたところに、スペースキーの代わりにボタンA、上向き矢印の代わりにボタンBと雑に割り当ててみましたが意図した通りに動きました。

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「スペースキーがおされた」ではないとのブロックは不要ですね(そもそもmicro:bitのボタンにキーリピート機能はない)。

その後、子供に手綱を渡したところ、水平センサーを利用して、micro:bitを傾けるとネコが移動するプログラムまでたどり着いていました。物理的なボタンやセンサーも楽しいようです。

ただ、やはりmicro:bitの機能の一部に限られてしまうので、Scratchとの連続性にこだわるとしても、先々はmicrobit moreに進みたいところです。

電池ボックス(番外編)

Scratch3.0との接続とは直接関係なく番外編ですが、せっかくBLEで繋げるので、電源供給用にだけUSBを挿しておくこともなかろうと、電池ボックスを導入しました。

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共立プロダクツ311-635 マイクロビット バッテリーホルダー 3×2

なお、この電池ボックスに限った話ではありませんが、コネクタを奥深く押し込むと抜けにくくなるので要注意です。

ケース(番外編)

PimoroniのKittyケースを使っています。カラーバリエーションは4種類。
micro:bit Kits, Add-ons, and Accessories - Next Day UK Delivery – Pimoroni Store

上記は製造元ですが、Amazonやスイッチサイエンスでも購入可。